新人エンジニアの一日

はじめまして、iOSアプリを担当している入社2年目のR小川です。
入社した当初、社内に小川は私一人だけでしたが、今では私を含め小川さんが3人います。
最近システム開発グループ内では下の名前で呼ばれるようになりましたが、ここではイニシャルからR小川でいきたいと思います。

私がアトラスに社員として入社して早1年が過ぎました。
そこで今回は年の瀬を迎えた今月の私のとある一日を紹介させていただきたいと思います。

2014年12月 冬らしいとある日

9:15 リフレッシュスペースのセッティング

若手社員には、朝のお仕事があります。
アトラスで働くみなさまが気持ちよく働けるように、リフレッシュスペースや給茶機のセッティング、会議室、セミナールームの清掃などして、ローテーションで各担当を持ち回りしています。
今日はリフレッシュスペース担当の日です。
ポットにお湯を入れたり、ドリップコーヒー等を補充したりします。学生時代にカラオケ店でアルバイトをしていたせいか、無意識にきれいに整えてしまいます。

9:30 業務開始

この日は前日から引き続き、iOSアプリのTravis CIによる自動化・効率化の調査に取りかかります。今まで、手動でしていたアプリのビルドやiTunes Connectへの申請作業の手間を少しでも省くためです。
「Travis CI~?」という方のために若輩者ながら簡単にご説明いたしますと、Travis CIはGitHubのリポジトリと接続し、そのリポジトリにローカルのリポジトリの内容を送信すると、設定ファイルに基づきビルドやテストしてくれるサービスです。なんて便利なツール!(他に弊社ではこんな便利ツールを導入しています→ChatOpsはじめました
しかし、まだまだ知識の浅い私は、目標に到達するまでに先輩方より多くのことを調べる必要があり、その分時間を費やしてしまうこともしばしば。。。
いつも通り行き詰まったときはGoogle先生に聞いて、それでもわからなかったら先輩に相談です。
そうこうしていると、気がつけば正午に

12:00 お昼休み

神保町には、飲食店や弁当屋などの選択肢が沢山あります。
お昼休みの1時間、人それぞれの時間の使い方があると思います。
つい2ヵ月前までは食後に書店で技術書を立ち読みしていましたが、最近はケチなことはせず自己投資として購入するようにしています。
もちろんお世話になったその書店で。
立ち読みではパラパラとスルーしていたページも、身銭を切っているとしっかり読みます。
意外とそのページの情報がとても勉強になることもあります。
そういえば、今後アトラスでは技術書など上長の承認を受ければ勉強図書として購入し、ライブラリスペースに置いていただけるそうです。ぜひ、利用したいと思います!

13:00 業務再開

午前中に引き続き、Travis CIの調査です。
午前中で、すでにTravis CIのVM上でipaファイルを生成するまでは終わったので、午後はそのipaファイルをiTunesConnectへアップロードするまでを目指します。
ありがたいことに、やり方につながるTipsなどはすでにWeb上にいくつかあり、とても参考になりました。
こうして自ら調べ試行錯誤しながら実装していると、多くのことを知識として得ることが出来るので私にとって貴重な時間です。

何度かローカルのコマンドライン上で確認してから、実際にTravis CI上で確認します。
ただローカル環境とは異なるので、残念ながらいくつかエラーログが出力されていました。
そこでエラーがどういったものかを確認し、解決方法を調べます。
あれこれ試行錯誤を重ねていると17時のチャイムが♪♪(ちなみに私の住んでいる地域では夕方に「ふるさと」が流れます。)
・・・さて、発見した解決方法をもとに再度修正します。上手く行くときもあれば、そうではないことも。
そんなわけで、なんとかiTunes Connectへアップロードできました!(ただ、ビルドの処理時間が長いっ)

もうすぐ、18:30
この作業の続きはまた明日

18:30 帰宅

毎週水曜日はノー残業デーです。アトラスでは、ワークライフバランスの取り組みをしており、その活動の一つとしてノー残業デーがあります。その名の通り、その日は原則残業なしで帰宅します。
個人的にノー残業デーは「効率的に仕事に励み、充実したマイタイム、マイライフを過ごす日」です。
たとえ月・火曜日に疲れを溜めてしまっても、週の半ばのノー残業デーのおかげで木曜日から、心身ともにフレッシュアップして業務を始められます。
この日は早めに食事等を済ませ、1時間は資格試験の勉強にあて、後はレンタルしていた海外ドラマを観て過ごしました。


と、ここまで私のとある一日の流れをご紹介しました。
これはあくまで私の一例ですが、新人エンジニアの一日のイメージが少しでも伝わり、内定者の皆さんや就職活動中の皆さんの参考になれば幸いです。

今回は開発者というより社会人二年目、新人エンジニアとしての内容になりました。
次回は、ぜひとも開発者として書かせていただきたいと思います。
来る2015年への飛躍を誓いつつ、どうぞみなさま良いお年をお迎えください。