「学術コミュニケーションとは?」社内ワークショップを開催しました

こんにちわ。社内に3人のサイトウが居るため、「黒いほう」と呼ばれているさいとう(黒)です。

さて、弊社では定期的に勉強会を行っています。
勉強会の内容は様々ですが、開発チームの場合、新しい開発技術やツール、サービスの使用方法についてなどが題材になることがほとんどです。
現状の技術革新のスピードについていくために、技術者として新しい知識を取り入れること、新しい技術を学ぶというのはとても大切なことで、より良いものを作るためには惜しまず努力をする必要があります。

そしてアトラスではもう一つ、大切なことがあります。

アトラスでは会社のビジョンの一つに「ITを通じて学術コミュニケーション・学術研究の発展に寄与し、社会に貢献します。」ということを掲げています。
我々は「学術コミュニケーション・学術研究の発展に寄与」することを目的としているので、その対象となる「学術コミュニケーション」に関する知識も兼ね備えておく必要があります。

と、ちょっと小難しく言ってみましたが、「ユーザが満足できるものを作るためには、ユーザのことを知らないとね。」という至極単純な話でございまして。

「学術」という分野は専門的なことが割と多くあります。もちろんどの業界もそれぞれの専門性があるとは思うのですが、その中でも学術分野はちょっと特殊なのではないかな、と思います(個人的な感想です)。

というわけで、今回はスタッフ全員参加形式の勉強会を開催しました。

「学術コミュニケーション」というお題が与えられる

今回の勉強会はワークショップ型で、いくつかのチームに分かれて取り組む形式でした。
お題は「学術コミュニケーションを図に表してください」というもの。

それを1-2時間程度で考えをまとめて図示化し、発表しなければならない、ということで現場は阿鼻叫喚…というのは冗談で、至る所から真面目に話し合う声や笑い声などが聞こえてくるような、活気ある内容でした。

その中で、私たちのチームでは、それぞれが思い描く「学術コミュニケーション」というものを出し合って、それをチームメンバですり合わせながら一つにしていきました。

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そして発表へ…

発表中は笑いが起こったり、内容にツッコミが入ったり…「学術コミュニケーション」についての基本的な考え方は各チーム間でそれほど違いはなかったのですが、その表現方法や発表の仕方は様々で、参加者全員が真剣に発表内容を聞いていました。

ワークショップをやってみて

アトラスにはサポート、開発、マーケティング…などなどそれぞれ業務が異なるスタッフがいます。また、入社歴が長い人も短い人も、前職ではまったく違うことをしていた人などもいて、様々です。そのため、それぞれが持っている知識や経験に差があります。

そういった差を埋めるためにも、こういった社内全体での勉強会という取り組みはとても有意義だと感じました。

若手はベテランから知識をもらい、ベテランは若手の柔軟な発想を取り入れる…などなど、相互にコミュニケーションを取ることで、より深い理解を得られるのではないでしょうか。

また、普段業務であまりかかわらないメンバーとも会話するキッカケにもなります。

開発者というとどうしても「技術」の方面に寄っていってしまいがちですが、だからこそこういった勉強会が重要なのだと思います。

技術面だけでなく、学術について深い知識もある開発者であるべく、これからも精進していきます。