社内勉強会のすすめ

こんにちは、Confit Web開発担当の荒木です。

今回は、アトラスの社内勉強会についてお話しします。

私が入社した際、色々勉強会をやってるから入ってみてね、と言われていました。
ただ、正直勉強なら一人でできるんじゃないか、できる人ばかりでついていけないんじゃないか、という気持ちがあり、しばらく二の足を踏んでいました。

実際参加してみて、思ったよりゆったりとした雰囲気で行われていたので、分からない自分も質問がしやすく「ついていけない」という点については問題ありませんでした。
また、単純なスキルアップのみならず、一人で勉強していては得られない様々なメリットがあることに気づきました。

私が参加した勉強会

まずは、アトラスで実際に行われている勉強会をいくつかご紹介します。
アトラスでは、基本的に業務時間外に、会社の会議室を使って勉強会をしています。
勉強会は、社員が学びたいと思ったテーマで自主的に開催されることが多いです。

・JavaScript部(アトラスでは定期的に開催される勉強会は◯◯部と名前がつけられることが多いです)
オンラインセミナーをみんなで聞きながら演習問題をやったり、技術書を声に出して読みながら、分からない点や気づいたことを共有しています。

JavaScript部

ある日のJavaScript部

・AWS(Amazon Web Service)勉強会
AWSのオンラインセミナーがある日に集まれるメンバーで集まって、セミナーを視聴しながら内容について話します。セミナーが昼休みにある場合はご飯を食べながら視聴しています。

・クリエイティブディレクション室の定期勉強会
4月から、クリエイティブディレクション室(以下、CD室)という、外部向けアウトプットのクオリティを管理する組織が新設されました。
そのCD室が中心となって、デザイン思考とは何か、といったことや社外向けプレゼン資料の作り方などを勉強しています。

私はまだ参加したことはありませんが、他にも、データサイエンティスト部、Scala部、グロースハッカー部など様々な勉強会が定期的に開催されています。

社内勉強会のメリット

私は最初にJavaScript部に参加していましたが、その中で勉強会の意外(?)なメリットにいくつか気づきました。

まず、教える(教わる)力がつくということ。
勉強会に参加すると、分からない人に分かるよう伝えたり、逆に何が分からないかを人に伝える機会が生まれます。
業務中はスピード感が求められるので緊張してうまく伝えられないこともあります。
その点勉強会なら、スピード感よりも理解することに重点が置かれているため、皆ゆったりとした気持ちで聞いてくれます。
その中で教えたり、教えてもらったりと訓練を重ねていくと、実際の業務でスピード感ももちながらしっかりとコミュニケーションをとれるようになるのではないでしょうか。

また、そんな風に教えたり教わったりしていると、自然と親睦が深まります
皆、知識や技能を向上させたい、というポジティブな動機のもとで集まっていますし、勝ち負けを競い合っているわけではないので、お互いネガティブな気持ちも生まれにくいのです。
普段業務であまり話したことがなかった人と話す機会が持てたのも個人的には思わぬ収穫でした。

・・・と、このように勉強会に参加していると、確実にスキルアップできる、同僚とも親睦が深められる、となり、「楽しい」という気持ちになってきます。
そうすると、他の勉強会も面白そうだな、と思って参加してみたり、一人でいる時もなんとなく技術書を開いてみようかな、という気持ちになります。

仕事で疲れているのに更にその後勉強する気にならないなあ・・・と以前は思っていたのですが、勉強に対してポジティブなイメージ付けがされたことで、私自身、勉強癖がついた気がします

さいごに

とにかく勉強会ってのはいいものだ!という話ばかりになってしまいましたが、勉強会をいいものにしていく一番のポイントは、やはり「楽しんでやる」ということなのだと思います。
アトラスでは、常に色々な勉強会が立ち上がり、それが持続しています。
それは、私だけでなく他のメンバーもそれぞれ、少し肩の力を抜いて、楽しんでやっているからなのだと思います。
また、その考え方は、勉強会だけでなく普段の業務にも反映されているように感じます。

勉強しなきゃと思うけど、社外の勉強会やスクールはハードルが高いなと感じたら、社内で少人数から勉強会を始めてみてはいかがでしょうか。